『羅生門を読む 第5回』【めぐ感想】
『羅生門を読む 第5回』アーカイブ公開!
今回は、下人の心情を細かく分析しました。
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このzoom講座は、普段二人きりでやっている朗読の稽古を、公開するという企画でして、
教育テレビのノリで、「ことみ先生」と「無垢な小学生(笑)」てなテイでやってます。
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…とは言っても、動画編集しながら客観的に見ると、
なんか私、底の浅いマヌケなお人よしみたいだな…と、トホホな気持ちになる。
いや、でも。私、演者なので。これでいいのよ…
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自分が演出する時は、すごく調べて、メッチャ考える。
でも演者の時は、あんまり細かく考えて固めてしまうと、演出に従えなくなってしまう。
演者は演出家の駒だから。
もちろん、自分でも読みとって、どう演ろう、と考えるけど…、
解釈は無限。
作者の意図を汲みとってそれを表現するのが最優先だけど、
正解はわからない。いや、正解は無い。
そこを、どう解釈してどう表現するか決めるのが演出。
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普通の稽古は、こっちから出して、演出家と戦うことも大事なんだけど、
ことみさんは、もう、ほんと、いっぱい持ってるから、私は出さないよう心がけてます。
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でも、出ちゃうんだけどね。自分が。
演出を汲んで、その通りにやっても、私がにじみ出る。
でも、それが良い。
だから、私がやる意味があるので。
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表現って、本当に、自分の内面を突き付けられるので、シンドイですね~。
自分の価値観、自分の薄っぺらさと向き合わなくちゃいけない。
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でも、「自分の引き出しに無い!」とわかったら、
探してきて真似すればいいので。
何が「あって」何が「ない」のか。
まず、現状に気づくことが大事ですね。
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しかし、ここから先がまた長い。
本番までに昇華して整えなければ~。
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あー、でも面白くなってきたよ。わくわく。
エンジンかかるまで時間がかかるw
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「肚に落ちると肚から声が出る」というのが私の心情なんですが。
Storyも人物の心理もしっかり理解して、
自分の中に映画のように情景が描けるようになると、
声も滑舌もめちゃくちゃ良くなるんですよね。
だから、自分の表現がどう変わるのか、自分でも楽しみです。
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「こんな途中経過なんてどうでもいいよ~」という方も多いと思いますが。
変化に興味のある方、
『羅生門』の国語テストを受ける高校生にもおススメです
『羅生門を読む』第五回の動画をアップ!
『羅生門を読む』第五回の動画をアップしましたよー😍
いよいよ下人と老婆の対決(?)シーン
参加者さんそっちのけで二人であーだこーだしてました🤣
ことみが大喜び!!
常に「わくわく」「楽しい!」と大笑い~。
でも、参加者さんにも楽しんで頂けたようで良かった!!
今回の動画の字幕は、メグの心の声が多いかも(笑)
ぜひぜひ、ご覧あれ~~。
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